ボロ空き家から淡路島の貸別荘までの話

一軒目に購入した物件
デトックス旅から移住になって、ファッションデザイナーから大工さんになって。。1軒目の宿ができた話。

-迷子

淡路島に移住する前は私達トモヤ「日本人」とシェリル「オーストラリア人」は東京でファッションブランドをやっていて住んでいました。 都会の生活のストレスと人間関係の複雑さで限界になって、その状態に飽きていました。。デトックス旅 (本当はただの目的のない旅行)にでかけようと思っていました。

Google Mapsで徳島のウチノ海にピンを合わせました。気持ちよくて、自由そうな場所だな。。と期待しながら、到着まで18時間(お金もないのでもちろん下道で)という道のりに出かけました。徳島に行く途中に通る明石海峡大橋を渡った時、そこから見える島を見た時、、この場所だ!という確信がありました。

-考えずに行動する

次の日まっすぐ不動産に行き、安い物件があるかどうかを聞きました。貯金も計画も無かった(今もない)けど、何かあるのを感じました。

500万。。。。全然高い!

200万。。。まだ高い

何軒か見せてもらったあと、最後の最後に冗談混じりに「こういうのもあるんです」と一つの家みいたな画像を見せてくれました。草だらけで草しか見えないと思いきや、後ろの方に家っぽいのがある写真。

一目惚れでした。

-内見

次の日は内見でした。10年以上空き家で10年分の砂、とそのうえ元気なジャングルが育っていて、玄関の上の方しか見えませんでした。裏にある缶詰っぽい勝手口から入り、崩れそうな窓からなんとなく入り、何年分のゴミ(持ち主がhoarderだったかも)をかき分け踏みながら入りました。

完璧でした。

この空き家は10万円。

購入して、1ヶ月後淡路島に引っ越してきました。(もちろんその時もなんの計画もなかった) 売り主さんにはとても感謝されました。

-希望を無くす

外壁が見えるまでの草刈りは1週間ぐらいかかりました。砂・土の片付けとゴミ捨てにはまた何週間もかかりました。暇をみつけ1年ほど行ったり来たりしながら、(引っ越したばっかりはマンションに住んでた。)天井、床、お風呂と土壁を解体しながら、やっと構造まで見えてきました。

雨漏りもしていて、シロアリにも食べられ、水道、下水、ガスも無かった。99.9パーセントの人には無理って言われて、解体するしかないって何回も聞きました。

大工や家づくりの経験何もなくて、ただのファッションデザイナーだったから、どうしようもできないから、何年もほうっておきました。

-冒険の始まり

突然2018年5月に物置にするつもりで作業をまた始めました。作業といっても放置してさらにボロボロになった土壁を全部落としたり、見るにたえられない腐敗臭のするキッチンの解体ぐらいでした。そんなことをやっていると知らないおっちゃんが急に現れて、
「よー転けとるの~」と一言。近所の大工さんでした。この家は何年もかけて歪み、手で押すと揺れるほどでした。全く気付かなかったけど、倒壊寸前でした。
そのあと大工さんの数日のレッスンが始まったのです。

レッスン1→ コンパネ2枚で作業台を作る!

レッスン2→ 筋交いの入れ方!

その時ホームセンターで買った3000円丸ノコしか持ってなく、しかも全然上手につかえないし、まっすぐもきれなかった。差し金や筋交いっていう言葉も知らなかった。

レッスン3→ 伝統的な古民家の柱のホゾとり、そして家をジャックアップして一本ずつ柱を入れ替えた(すげー怖かった)

レッスン3→ 根太掛け

そこまでやった時その大工さんは消えて私達だけになりました。

-信仰で生きる

新しい挑戦が急にはじまり、また何の目的もなく2018年5月ファッションブランドをやめて2人でバイトをしながらこの家のリノベーションにはまっていきました。そこからは本当に初めての事ばかりで、人に聞いたり、自分たちで考えたり、インターネットで調べながら実践してみるの日々でした。自分達の手で絶対に無理と思われた家をリノベーションできるスキルがついていくことに対してものすごいワクワク感と驚きで、全ての時間をこの家にあげました。

民宿にする目的はリノベーションしてる途中で出てきました。民宿完成までの間にもう一軒空き家を買って自分たちの家兼店にリノベーションしたり間に本当に色々にありましたが、2020年6月頭この民宿の最後の工事がやっと終わりました。振り返ってみると二年ぐらいリノベーションしてました。。本当に疲れた!

-自分のままでいい

この家を通してこのエリアと淡路島を好きになりました。
私たちにとって、この家はただの建物ではなく、この家から私たちの人生にとって大事なたくさんのことを学びました。世間体や社会が期待する行動に従うのではなくて、自分らしい行動を聞いて動いて、自分のままでいいんだという事。この家がゴミから宝物になった変身は神様の奇跡と私達に対する大きな約束の証拠です。

AKIYAネヘミヤ(nehemiah)という名前を選んだ理由は、聖書に書いてあるネヘミヤも人から絶対に無理と言われ、思われていた仕事を、神様の助けと力で成し遂げたという出来事が由来です。
2年という時間でリノベーション以上の勉強もあり、神様と手伝いにきてくれた人と周りで応援してくれたみなさんの協力には感動して、本当に感謝しています。

私達はこの家からもらったものがすごくあったから、あなたとシェアしたいです。

私たちが作った古民家民宿に泊まることが人生に残る思い出になったり、小さい島のちいさい町の小さい民宿での息抜きになるような場所にしたいです。

廃墟から宿に変えた話はYOUTUBEへ↓

そして数ヶ月経った頃、何か作りたい。。。

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